日常のお役立ちブック

電車酔いの治し方と対処法 電車酔いの防ぎ方

電車酔いの原因を知って、電車に乗っても酔わない対策をしよう!

電車酔いをしない方法と酔ってしまったときに効果的な対処法をまとめました。

毎日のことなので、電車通学、電車通勤で酔ってしまうのはとても辛いものです。

 

また、列車の旅で気分が悪くなってしまうと、楽しい旅行も台無しになってしまいます。

 

私は、飛行機や船はもちろん、車や電車、遊園地の乗り物でさえも気分が悪くなってしまうほど乗り物酔いをしやすい体質です。

 

同じ辛い思いをしている方に、せめて普段の生活では酔い止めを飲まなくても大丈夫なように、電車酔いを軽減したり、電車酔いをしないようにと行っている効果的な対策を紹介します。

 

 

・電車酔いの主な症状

 

電車酔いの主な症状には、吐き気、顔色が悪くなる、唾液の分泌が増える、冷や汗をかく、倦怠感、めまい、耳鳴り、生あくびが増える、頭痛などがあります。

 

私が電車酔いをするときの症状は、吐き気が強く、頭に血がのぼる感じで暑くなり、冷や汗をかきます。

 

 

 

・電車酔いを起こす原因

 

1)電車酔いは、普段常に体験しているわけでは無い加速や揺れが原因で、外の風景の流れるスピードや動きに眼球がついていかず、脳が混乱することで起こることもあります。

 

2)匂いも気分を悪くする原因になり、締め切った空間での臭いのこもった不快感は心地のよいものではありません。

 

3)電車の揺れによる、耳の内部にある平衡感覚をつかさどる機関がうまく働かなくなり、自律神経が乱れることも原因にあげられます。

 

4)締め切った狭い空間なので、閉所恐怖症気味な方や、テストなどで緊張をしているときにも、自律神経がみだれやすく、電車酔いの原因になったりします。

 

5)本を読んだり、スマホの画面を見たりするのも、電車の揺れと手元の画面の視覚とのずれで、脳が混乱をおこして酔いの原因につながってしまいます。

 

6)風邪をひいているときなど、胃腸の働きが悪いときも乗り物酔いをしやすくなります。

 

 

・電車酔いを防ぐ方法・電車酔い対策

 

1)よく耳にする方法ですが、遠くを見ると酔いにくくなるのは事実です。遠くの方をじっと見て、近場の景色の急な流れや変化を見ないようにしていると、実際脳の混乱を防げるようで酔いにくくなるので、私はドア付近に立ち、窓から見えるだけ遠くの景色を見るようにしています。

 

2)お腹を圧迫する服を着ない。私は電車に乗るとわかっているときは、お腹まわりを圧迫しない服装を心がけるだけでなく、胸周りにも締め付けのない服を選んでいます。

 

3)リラックスできる服装に加えて、立っていても疲れない靴選びもしています。とにかく服装による不快感からの電車酔いの原因は、これで防げます。ちなみにスーツ着用の日には、車内でウエストのボタンだけ外しています。

 

4)新幹線にのる際や、長距離移動、電車の旅などでは、必ず酔い止めを飲んでいます。酔い止めの薬は、脳から出される刺激物質が嘔吐中枢を刺激することを抑える効果や自律神経の興奮を抑える効果があるので、薬を服用して酔ったことはありません。

 

5)席が取れれば、リラックスして寝てしまうのが一番効果的です。

 

6)誰かとおしゃべりしながら乗るのも、気がまぎれて電車酔いをしにくくなります。

 

7)乗り物酔いバンドをつけるのも効果的と言われていますが、私個人はあまり効果を感じれていません。乗り物酔いバンドは、内関という手首の内側にある吐き気に効果のあるツボを刺激するので、電車に乗る前からつけておくことで電車酔いを予防する効果があるそうです。

 

8)バナナなど、消化の良い食べ物をお腹に入れておく。空腹は自律神経の乱れを起こしやすいので、バナナやお茶漬け、うどんなどの消化の良い食べ物をお腹に入れてから、電車に乗るのが効果的です。

 

9)スマホの画面を見る、本を読む、といった電車酔いの原因のもとはやらないようにしましょう。

 

 

 

・電車酔いをすぐに治す方法

 

1)胃をリラックスさせる位置を知っておこう!

 

レモンやオレンジなど、柑橘系の果物はさわやかで、酔ってしまったときに効果がありそうですが、消化が悪いので避けましょう。

 

気分が悪くなると下を向いてしまいがちなのですが、下を向くと胃が圧迫されて余計に気持ち悪さが倍増してしまいます。

 

あえて何かを食べたりせずに、胃がまっすぐになる姿勢を取り、胃をリラックスさせるようにしましょう。

2)冷たい物を口に入れる

 

消化の悪い食べ物はNGですが、氷のアイスや冷たい水を少し口に含むと、冷たい刺激で自律神経のバランスが整い電車酔いが収まります。

 

私は、水筒に食べやすく割った氷を入れて、電車にのる際に持ち歩いています。

 

 

 

3)耳たぶを引っ張る

 

自律神経の乱れからくる電車酔いには、耳たぶを引っ張って自律神経の乱れを整えることがおすすめです。

 

こちらはこっそり出来る方法で、しかも手軽に出来るので、誰かと一緒に乗るとき雰囲気を悪くしたくないときなど、気づかれずに対策できておすすめです。

 

 

 

4)座って寝る

 

席を取れて、寝ることができれば一番です。不快感を感じている時間を感じず過ごすことができ、体も休まってリフレッシュできるので一石二鳥です。

 

 

 

5)ツボを押す

 

手の甲にある親指と人差し指の骨の交わった所にある窪みが、合谷という乗り物酔いに効果のあるツボです。

 

合谷は万能のツボと呼ばれ、目や脳、精神的な物に効果があるツボなので、乗り物酔いを軽減するのに効果があります。

 

反対の手の親指の腹と人差し指の第二関節で、挟むようにして刺激をするとツボを押しやすいです。

 

 

 

乗り物酔い全般に効果のある対処法

乗り物酔いの治し方と対処法まとめ

 

 

・スマホ酔いしない方法

 

乗り物酔いをしにくい人でも、スマホ酔いをすることがあります。

 

スマホ酔いをする原因は、下を向き続けることで背中が丸まり、胃が折れ曲がることで圧迫されること、電車の揺れと画面のスクロールの動きが異なり、脳が混乱することがあげられます。

 

電車に乗っている時にスマホを使わないのが一番ですが、どうしても使う必要がある場合は、背筋を伸ばすことや、スクロール中には画面を見ないように目をつぶる、目を画面からそらせるなどの対策をしましょう。

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